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結成の集い報告


(10月8日14時〜17時 交流プラザ)

「九条を守らなければ」というみんなの思いが結集して、素晴らしい集いになりました。 その素晴らしさの一端をご紹介しますと…、

●椅子や資料が足りなくなるほどの参加者数だった(186人)。

●廿日市市長の山下さんと市議会議長の有田さんが参加し、挨拶してくださった。

記念講演の小森陽一さん、そして森滝春子さんのお話が素晴らしかった。

●小森さんの講演「憲法をめぐる今日の状況〜改憲勢力の真の狙いと国民運動の課題」のエキスが参加者にしっかり伝わり、これからの活動の指針になった。

小森さんは、ユーモアをまじえながら私たちを取り巻く世界の状況をクリアに解き明かし、九条の持つ意義についてあらためて気づかせてくださいました。なかでも次のような趣旨のお話は、参加者の心に深い感銘を残しました。

「中東では戦火が絶えないが、北東アジアでは六カ国会議という平和的な外交交渉の枠組みで問題解決がはかられている。それは日本が憲法九条を持っているから。九条は理想だという人がいるが、それは違う。わずか数行の言葉で北東アジアの国々の平和を守るという極めて現実的な力を持っている」。 記念講演のあと結成アピールが採択され、「九条の会・はつかいち」は誕生しました。


森滝さんのイラク報告にあったように、ヒロシマの被爆体験が示すように、戦争の現場は文字通りの地獄です。60年の平和が続くなか、戦争の悲惨への想像力がゆるんだとしたら、それこそが「平和ボケ」かも知れません。今回の集いは私たちを目覚めさせてくれましたが、「改憲賛成」の国会議員の皆さんはどうなのでしょう。「確信犯」も多いでしょうが、教育の機会に恵まれないだけの人も多いかも知れません。今後の私たちの活動は、市民はもちろん、国会議員や市会議員の方々にも九条の真価が伝わるものになったらいいですね。

結成総会の講演録(小森陽一さん,森瀧春子さんなど)が
完成しました! 講演録 ぜひお読み下さい!
(PDF版がダウンロードできます!)


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